アメリカ映画を読む

早稲田大学エクステンションセンター
中野校
寺地五一(東京経済大学元教員)

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講義詳細

講義詳細
講座名
アメリカ映画を読む
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
中野校
概要
ハリウッドは大衆の夢や願望を映像化する夢工場であると同時に、社会が抱える問題にも敏感に反応して映画の題材としてきました。アメリカの社会で起こる大事件は何年か後には必ず映画化されると言っても過言ではありません。2016年米大統領選挙は中傷合戦の末トランプ勝利という番狂わせで終わりましたが、これまでハリウッドは大統領選挙を題材にした映画をいくつも作ってきました。そこで、今回の大統領選を振り返りながら、1960年代以降の大統領選にからむいくつかの作品を観ることにします。さらに、いまの中東危機の直接的な原因となったイラク戦争や、リーマンショックで露わになった金融業界の内幕をハリウッドがどう描いたか、アメリカ史の汚点と言われる赤狩りがハリウッド作品にどう影を落としているかについて考え、ハリウッド映画史のなかにおける「社会問題映画」(social issue films)の系譜についても触れてみたいと思います。扱う作品が多いので、「ハリウッド『社会問題映画』の系譜&アメリカ大統領選挙」「イラク戦争」「金融問題」「ハリウッド赤狩り」の4つのテーマを5週にわたって考えます。 【講義でとりあげる映画作品】 『影なき狙撃者』(1962年) /『クライシス・オブ・アメリカ』(2004年、『影なき狙撃者』のリメイク)、『アメリカを斬る』(1969年)、『噂の真相/ワッグ・ザ・ドッグ』(1997年)、『ハートロッカー』(2008年)、『グリーン・ゾーン』(2010年)、『アメリカン・スナイパー』(2014年)、『ウォール街』(1987年)、『キャピタリズム?マネーは踊る?』(2009年)、『ウォールストリート』(2010年)、『マージン・コール』(2011年)、『真昼の決闘』(1952年)、『スパルタカス』(1960年)、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(2016年)
会員価格
14,580円
一般価格
16,767円
講座期間
2017/05/25~2017/06/22
開講時間
10:30~12:00
曜日
講座回数
5回
定員
講師名
寺地五一(東京経済大学元教員)
講師概要
1943年生まれ。東京外国語大学卒業後、同大学院修士課程修了。著書に『アメリカ一日一言』、訳書に『ノーム』、『去年を待ちながら』、『ウッドストック--1969年・夏の真実』、『マーシャン・インカ』、『ジョン・F・ケネディはなぜ死んだのか--語り得ないものとの闘い』、雑誌連載「私たちはなぜ先住民族について考えなければいけないか」など。長年国際交流ボランティアを続ける。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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