青銅器はどこまで明らかになったか
駿河台キャンパス
北島大輔/吉田広/齋藤努/清水康二/島田和高/忽那敬三
講義詳細
吉田広(ヨシダヒロシ)愛媛大学ミュージアム准教授1990年京都大学文学部卒業、1992年京都大学文学研究科修士課程修了。京都大学埋蔵文化財研究センター助手、愛媛大学法文学部講師、同助教授を経て、2009年から現職。主な著作に、『中野市柳沢遺跡(長野県埋蔵文化財センター)』(共著)、「弥生青銅器祭祀の展開と特質」『国立歴史民俗博物館研究報告』第185集などがある。
齋藤努(サイトウツトム)国立歴史民俗博物館研究部教授専門は文化財科学。青銅や鉄を中心に、歴史資料の材質・製作技法・原料の産地などを自然科学的な手法で解析している。主な編著書として、齋藤努監修『考古調査ハンドブック2必携考古資料の自然科学調査法』ニューサイエンス社(2010)、齋藤努『金属が語る日本史-銭貨・日本刀・鉄炮—』歴史文化ライブラリー355、吉川弘文館(2012)など。
清水康二(シミズヤスジ)奈良県立橿原考古学研究所調査部指導研究員専門は青銅器と盤上遊戯の研究。明治大学史学地理学科考古学専攻卒業。明治大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了。奈良県立橿原考古学研究所勤務。清水康二2015「「舶載」三角縁神獣鏡と「倣製」三角縁神獣鏡との境界」『考古学論攷』第38冊(奈良県立橿原考古学研究所)、清水康二2013「将棋伝来再考」『考古学論攷』第36冊(奈良県立橿原考古学研究所)
島田和高(シマダカズタカ)明治大学博物館学芸員(考古学部門)明治大学大学院博士後期課程中退。専門は旧石器時代の考古学。明治大学博物館学芸員として考古部門を担当する。現在は、石器時代の黒曜石資源開発史や日本列島における現代人の定着に関する考古学的研究を推進。
忽那敬三(クツナケイゾウ)明治大学博物館学芸員(考古部門)1975年静岡生まれ。大阪大学大学院博士課程前期修了。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て現職(考古部門担当)。埋葬に関わる遺物や遺跡から、弥生・古墳時代の家族や祭祀のありかたを復元する研究に取り組む。おもな著作に、「ゴーランドが見た古墳と明治期の日本」(『古代学研究』196,2012)、「弥生人のライフプロセス」(同成社『弥生時代の考古学』9,2011)、『王の埴輪-玉里舟塚古墳の埴輪群-』(2010)など。
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