創世記を読む
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
雨宮慧(上智大学名誉教授)
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概要
仏教には創造という概念がないと聞きましたが、聖書は時代の違う二つの創造物語で始まっており、その主要テーマは人間の創造におかれていています。しかも、男と女は共に生きるべき対等の存在だとされています(創世記1〜2章)。しかし、創造に続く3〜11章では、人間が犯す罪の物語が続き、罪のさまざまな様相が描き出されます。旧約聖書全体のテーマは罪からの解放であり、具体的な歴史の中で解放への道を探っていますが、究極の解決は新約聖書によってもたらされます。今の講義では創世記が展開する罪とは何か、そしてそれと格闘する人間に触れてみたいと思います。
講師概要
雨宮慧
上智大学名誉教授
1943年生まれ。出身地:東京都。出身校:上智大学大学院、教皇庁立聖書研究所。専攻分野:預言者の生き方。主な著訳書等:『正続・旧約聖書のこころ』(女子パウロ会)、『旧約聖書の預言者たち』(NHK出版)、『福音書のことば』(NHK出版)
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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