文学にみる神と仏の世界- 愛染明王とはどんな性格なのか？中世期の愛染明王について -

龍谷大学龍谷エクステンションセンター

大阪梅田キャンパス

愛染明王とは、江戸時代以降「恋愛の仏様」的なイメージをもたれています。それは、キューピッドと同じ様に、弓矢を持っていることが大きいです。しかし、中世期には、もっと違う側面がありました。修法の仏であり、大日如来や天照大神と同体を果たす仏として認識されていました。そこで、今回は院政期室町時代までの愛染明王信仰の変遷を一緒にみていきたいと思います。

4,920円

7,400円

2017/05/23～2017/07/04

10:45～12:15

火

4回

吉田唯

近畿大学非常勤講師・高野山大学密教文化研究所受託研。専門は、中世期近世期に作成された神話をもとに神祇信仰を読み解いています。最近は、高野山大学図書館に寄託されている、金剛三昧院本の資料を調査し、天照太神と愛染明王の同体についてや、高野山における遷宮の意義について研究しています。

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