日帰り美術観照スタディ・ツアー/東京の仏像 -多摩の仏像-
鶴見大学会館
工藤健一
講義詳細
13:00~14:30
ツアー10月30日(月)11:30~14:30
多摩地区に仏像を訪ねます。常楽寺は天平年中(757~765)行基創建と伝えられる古刹です。本尊阿弥陀如来坐像と観音・勢至菩薩像は平安時代後期の作と考えられ、東国の定朝様式の展開を考える上で重要な像です。閻魔王像には「元禄12年(1699)、常楽寺住持、権大僧都生山運海自作」との墨書があり江戸中期の仏像制作のあり方を伝えるものとして貴重です。清鏡寺の十一面観音立像は鎌倉時代初期の様式を示す優れた像です。秋の一日、仏像を訪ねる旅に出かけましょう。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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