仮名（四）〈中級〉－関戸本古今集－

國學院大學オープンカレッジ

渋谷キャンパス

　「関戸本古今集」は、平安時代の仮名古筆を代表する優品の一つです。もとは『古今和歌集』全20巻を上下２帖に書写したもので、名古屋の関戸家に零れい本ほん（一部分）が伝えられたことから、その名があります。学書の対象として人気の高いものですが、通説では11世紀後半とされる書写年代について近時改めて異論が唱えられており、書道史研究の点からも注目すべき古筆と言えるでしょう。 　本講座では、造形上の特徴だけでなく、筆法（筆の使い方）や料紙（書かれた紙）、装丁（本の仕立て方）等、様々な角度から見ていくことで、「関戸本古今集」に対する理解を深めるとともに、仮名書道の技法のいっそうの習熟を目指します。あわせて、その日本書道史上の位置付けについても検討を加えたいと考えています。 　必要な用具・用材については、講座第１回目に説明します。第２回目以降は、原則として講座前半が講義、後半が実習です（受講者数により、添削は２回に１回程度になる場合もあります）。

20,000円

2016/09/25～2016/12/18

10:30～12:00

月

10回

橋本貴朗

國學院大學准教授・博士（芸術学）。書道、日本書道史

東京都渋谷区東4-10-28

JR山手線・地下鉄・京王井の頭線・東急各線「渋谷」駅から徒歩約13分/JR埼京線「渋谷」駅新南口から徒歩約10分/渋谷駅東口バスターミナル54番のりば都営バス学03日赤医療センター行「国学院大学前」下車/地下鉄半蔵門線・銀座線・千代田線「表参道」駅B1出口から徒歩約15分/JR山手線・地下鉄日比谷線「恵比寿」駅から徒歩約15分/恵比寿駅西口ロータリー1番のりば都営バス学06日赤医療センター行「東四丁目」下車

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