江戸の歌舞伎と幕府

早稲田大学エクステンションセンター
八丁堀校
加藤征治(国立歴史民俗博物館職員)

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講義詳細

講義詳細
講座名
江戸の歌舞伎と幕府
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
八丁堀校
概要
歌舞伎というと何を思い浮かべますか。忠臣蔵?義経千本桜?あるいは中村勘三郎?市川団十郎?尾上菊五郎?それでは、歌舞伎と江戸幕府はどのような関係だと思いますか。これにはきっと、対立する存在として、とくに水野忠邦の天保改革などから、非常に苛烈であるとイメージされることでしょう。このようなイメージがあるのは、江戸時代の歌舞伎について、作品や役者を材料にした、もっといえば作品や役者が主体の研究が豊富であり、さまざまな機会に目にし手に取ることができるからです。しかしこうしたイメージは、果たして全て「是」としてよいのでしょうか。例えば歌舞伎の経営はどうなっているのか。芝居小屋を中心にして形成されている芝居町のようすはどうなっているのか。これらは作品や役者を軸にした視点からでは、把握・理解しづらいものです。それでも、江戸の歌舞伎を考えるには作品や役者と同じくらい重要な視座なのです。そこで、江戸の歌舞伎について考えるひとつの視座として、歌舞伎の経営を軸にし、加えて幕府の芝居に対する動向についてみていきます。
会員価格
23,328円
一般価格
26,827円
講座期間
2018/01/11~2018/03/01
開講時間
15:00~16:30
曜日
講座回数
8回
定員
30人
講師名
加藤征治(国立歴史民俗博物館職員)
講師概要
加藤征治
国立歴史民俗博物館職員
1976年東京生まれ。博士(文学、総合研究大学院大学)。専攻は近世芸能史、近世都市研究、浮世絵研究。郵政博物館委員兼任。『見世物関係資料コレクション』(共編、2010年)、『ライデン国立民族学博物館・国立歴史民俗博物館所蔵死絵』(共著、2016年)などがある。

住所
東京都中央区八丁堀3-17-9 京華スクエア3F
アクセス
JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」A3出口徒歩1分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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