朝鮮近代史Ⅱ

早稲田大学エクステンションセンター

中野校

植民地時代から朝鮮戦争までの朝鮮史を学ぶ。朝鮮が1945年に日本の植民地支配から解放されたという一般的理解は間違っていないが、1945年までの歴史を無視して朝鮮戦争(1950-53)と現在の南北分断体制を理解することはできない。とりわけ植民地時代を無視・軽視してしまうと、解放以降朝鮮戦争を経て分断体制が固着化してしまうまでの展開を、朝鮮の人びとに即して理解することができない。こうした点をふまえ、この講義では、朝鮮史の内在的な展開を基軸にして、朝鮮近代史を学んでゆく。

17,496円

20,120円

10月28日～12月09日

15:00～16:30

土

6回

24人

松本武祝（東京大学教授）李相旭（青山学院大学非常勤講師）

松本武祝
東京大学教授
東京大学教授。1960年福島県生まれ。東京大学農学部卒業後、同大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)。専門分野は、近代朝鮮農村史。著書に、『植民地権力と朝鮮農民』(社会評論社)、『朝鮮農村の〈植民地近代〉経験』(社会評論社)などがある。

李相旭
青山学院大学非常勤講師
博士(農学、東京大学)。専門分野は朝鮮近現代史。早稲田大学では2013年と2014年に「朝鮮近代史を学ぶ」を担当。論文に「植民地朝鮮における墓地規則改定(1919年)について」(『歴史学研究』、2014年2月)などがある。

東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ１階

JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分　【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/

申込

URL