OC51名筆でよむ日本の旅の系譜 ・1- 変体仮名解読と業平、西行、芭蕉 -
大阪梅田キャンパス
小田剛
講義詳細
この講座によって、古典の旅の世界(の一端)が明らかになることでしょう。さらに変体仮名解読のスキル(技能)も身につけることができます。
講座日程
(1) 1月9日(火) 在原業平の概説。伊勢物語の旅(東下り)の場面を変体仮名でよみ、味わう。
(2) 1月16日(火) 同上
(3) 1月23日(火) 西行の概説。御裳河歌合、宮河歌合を変体仮名でよみ、味わう。
(4) 2月6日(火) 地図を通して、西行の足跡をたどる。
(5) 2月20日(火) 芭蕉の概説。おくのほそ道の「松島」「平泉」を自筆本で鑑賞する。
(6) 2月27日(火) 地図を通して、芭蕉の足跡をたどる。
持ち物 筆記用具
【参考文献】
彼ら及びその作品について書かれたもの。
受講対象者:特に制限はありません。
専攻は中世和歌文学。新古今和歌集を研究の対象とし、藤原定家、式子内親王(の歌)が専門である。著書は、『式子内親王全歌注釈』(和泉書院)、『定家初学百首、韻歌百二十八首、千五百番歌合百首、内大臣家百首注釈』(武蔵野書院)など多数。また、京都の古典史跡めぐりも趣味としている。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。