源氏物語への誘い/椎本巻をよむ

鶴見大学生涯学習センター

鶴見大学会館

「きさらぎの二十日」頃、匂宮は初瀬詣での帰途宇治に立ち寄り、八の宮の中の君と歌を贈答、帰京後も便りを続けます。秋、宇治を訪れた薫に姫君たちの後見を託した八の宮は、山寺に籠ったまま他界します。深い悲しみに沈む姫君たちに薫や匂宮は度々弔問の便りを寄せます。年の暮寂寥をきわめる山荘に来訪した薫は、大君に匂宮と中の君の結婚を勧め、また大君への自らの想いを訴えるものの、大君は応じません。宇治の物語はいよいよ深まってゆきます。 薫二十三歳春から二十四歳夏までを描く椎本巻を、原文に忠実にじっくりと読みます。そして声に出しても味わいましょう。

13,500円

2017/04/24～2017/07/03

13:30～15:00

月

11回

60人

今野鈴代(コンノスズヨ)元本学文学部講師

鶴見大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。教養講座講師。元鶴見大学文学部講師。元鶴見大学源氏物語研究所研究員。

横浜市鶴見区豊岡町3-18

JR「鶴見」駅西口下車徒歩1分

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