折口信夫の「まれびと」と大嘗祭論
町田
山本ひろ子
講義詳細
時を定めて他界からやって来る神・まれびと―。その創見と展開は、今なお呪文のように私たちを魅了しています。「まれびと」ヴイジョンのありかを探る一方、リアルな姿もたぐりよせ、現在的な可能性を問い直します。
【秋期】「大嘗祭の本義」を読む
天皇の代替わりが決まり、来秋には大嘗祭が予定されています。この秘儀に大胆に切り込んだのが、昭和三年の『大嘗祭の本義』でした。“天皇に人間的な死はない。大嘗祭は天皇霊の復活儀礼である”。その考察は今なお挑発的で、示唆に富んでいます。
【教科書】事前に各自で購入
『古代研究Ⅲ:民俗学篇3』(角川ソフィア文庫) 920円(税別)
『古代研究Ⅴ:国文学篇1』(角川ソフィア文庫) 920円(税別)
『折口信夫天皇論集』(講談社文芸文庫) 1400円(税別)
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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