KB77美と醜① ―旧約聖書の人間像―

龍谷大学龍谷エクステンションセンター
深草キャンパス
久松英二

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講義詳細

講義詳細
講座名
KB77美と醜① ―旧約聖書の人間像―
大学
龍谷大学龍谷エクステンションセンター
キャンパス
深草キャンパス
概要
キリスト教の経典である聖書は、時代遅れのありがたい説教の書ではありません。そこには「美と醜」を含めた生々しい人間の性(さが)をえぐりだすドラマが展開されているのです。この講座では、旧約聖書に登場する幾人かの人物をピックアップして、その人物の描写の仕方を詳しく分析しつつ、そこに込められたメッセージを読み解きます。こうして、聖書が単なるキリスト教の経典としてではなく、今を生きる私たちの心に訴える現代性と魅力をもった「人間ドラマの書」であることを実感できるでしょう。
講座日程
(1) 10月2日(月)
「アダムとエバの創造」
― ①humanは「泥的」という意味 ②なぜ自殺も殺人もいけないか?
④人間はロボットじゃない ⑤人間は一人では「人」じゃない
(2) 10月16日(月)
「失楽園」―
①禁断の木の実はなぜ「禁断」?②犯罪者の心理
③苦しみと死の理由 ④すでに始まっていた「地球環境破壊」
(3) 10月23日(月)
「カインとアベル」物語
― 「人類最初の殺人事件」の裏にある民族蔑視の心理
(4) 10月30日(月)
「アブラハム物語」に見られる信仰のすさまじさ
(5) 11月6日(月)
「サムソン物語」―
①「パレスチナ」と戦うサムソン ②復讐の悲劇
受講対象者:特に制限はありません。
会員価格
6,150円
一般価格
9,250円
講座期間
2017/10/2~2017/11/06
開講時間
10:45~12:15
曜日
講座回数
5回
定員
40人
講師名
久松英二
講師概要
龍谷大学国際学部教授
南山大学にて神学修士号を、ウィーン大学にて神学博士号取得。著書として『祈りの心身技法』(京都大学学術出版会)、『ギリシア正教東方の智』(講談社メチエ)、訳書としてルードルフ・オットー『聖なるもの』(岩波文庫)。専門は東方教会神秘思想、比較宗教思想。
住所
京都府京都市伏見区深草塚本町67
アクセス
地下鉄「京都」駅から竹田方面へ「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約4分/JR「京都」駅から奈良方面へ「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約12分/京阪「四条」駅から淀屋橋方面へ「深草」駅下車、西へ徒歩約8分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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