『遠野物語』とその周辺II

明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
堂野前彰子立野正裕

-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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講義詳細

講義詳細
講座名
『遠野物語』とその周辺II
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
『遠野物語』の世界を考える時、忘れてならないのは東北における「異界」の近さです。東北において「異界」は、日常のくらしのすぐそばに存在しています。この講座ではそのような世界観を理解するために、東北地方に伝わる昔話や伝説、民俗や信仰などを取り上げ、半期ごとに共通テーマを設定して講述していきます。今期は「異類婚」がテーマです。時に佐々木喜善や宮沢賢治、伊能嘉矩などの著書にも言及し、『遠野物語』解釈のさらなる深化を目指します。
会員価格
13,000円
一般価格
講座期間
2018/04/17~2018/07/03
開講時間
15:00~16:30
曜日
講座回数
6回
定員
40人
講師名
堂野前彰子立野正裕
講師概要
堂野前彰子(ドウノマエアキコ)明治大学経営学部兼任講師明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「交換・交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。著書に『古代日本神話と水上交流』(三弥井書店)、『日本神話の男と女』(三弥井書店)、主な論文に「神話としての「一夜孕み」」、「『古事記』と交易の道」、「『常陸国風土記』に描かれた倭武天皇」、「『遠野物語』の中の蝦夷」などがある。
立野正裕(タテノマサヒロ)明治大学名誉教授福岡県生まれ。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。同大学文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。「道の精神史」を構想し、ヨーロッパへの旅を重ね続ける。著書に『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』、『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅』、『世界文学の扉をひらく』(現在三巻まで刊行中)、『日本文学の扉をひらく』(第一巻刊行中)『紀行失われたものの伝説』、『紀行星の時間を旅して』、『洞窟の反響』、『未完なるものへの情熱』など。
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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