日本の近世
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
深谷克己(早稲田大学名誉教授)
-日本文化, 講義詳細
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概要
近世の幕開けは、江戸幕府成立よりも、織豊時代あたりから見るのがよいと思います。そこから「幕藩体制」と言われる本体に移っていきますが、その体制の中にも大小の画期があって、時代相が変化していきます。変化を追ったり、立ち止まって仕組みを深く観察したりしながら、18世紀前半まで話を進めていきます。当時の人々の、行動や考え方に近づくために、毎回、いくつかの「史料」を紹介します。講義は、日本の内側の進み方が柱になりますが、日本の政治や社会の営みが、どういう国際的環境の影響を受けながら進んでいったのかということも見落とさないように、東アジアやヨーロッパとの関係にも触れていくつもりです。また、その時々に現れる人物について、「家」としての盛衰もあわせてとりあげます。
講座期間
2017/04/12~2017/06/21
講師概要
早稲田大学文学部助手から教授まで歴任。専門は日本近世史。著書に『士農工商の世』(小学館)、『江戸時代』(岩波書店)、『江戸時代の身分願望』(吉川弘文館)、『田沼意次』(山川出版社)、『東アジア法文明圏の中の日本史』(岩波書店、2012年)、『民間社会の天と神仏』(敬文舎、2015年)。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。