SB67日本人によく読まれた中国古典の説話たち- 李陵・王昭君・伍子胥 -

龍谷大学龍谷エクステンションセンター
瀬田キャンパス
髙井龍

-教養その他, 講義詳細, 趣味・実用
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講義詳細

講義詳細
講座名
SB67日本人によく読まれた中国古典の説話たち- 李陵・王昭君・伍子胥 -
大学
龍谷大学龍谷エクステンションセンター
キャンパス
瀬田キャンパス
概要
本講座では、古来、日本人によく読まれた中国の説話をみなさんと一緒に読んでいきます。今回は、中島敦の小説にも取り上げられた「李陵」、異民族に嫁ぎ、異郷に没した「王昭君」、そして宮城谷昌光の小説にも取り上げられた「伍子胥」を読んでいきます。これら3名については、中国の正統な歴史書に記録があり、日本人にも良く読まれてきましたが、それとは異なる形の説話としても、長い間中国の民間に流布していました。それは、1900年に敦煌から発見された文献によって明らかになりました。正統な歴史書と民間説話の両方から、李陵、王昭君、伍子胥の生涯を読み解いていきます。なお、李陵と伍子胥の故事については、現代日本の作家によってどのように取り上げられたかも比較していく予定です。
講座日程
(1) 1月27日(土) 敦煌文献の通俗説話と中国古典
(2) 2月3日(土) 李陵-敦煌通俗説話に見る李陵と歴史書に見る李陵
(3) 2月17日(土) 王昭君-敦煌通俗説話に見る王昭君と歴史書に見る王昭君
(4) 2月24日(土) 伍子胥ー敦煌通俗説話に見る伍子胥と歴史書に見る伍子胥
受講対象者:特に制限はありません。
会員価格
4,920円
一般価格
7,400円
講座期間
2018/1/27~2018/2/24
開講時間
11:05~12:35
曜日
講座回数
4回
定員
40人
講師名
髙井龍
講師概要
日本学術振興会・特別研究員PD
敦煌は、古来シルクロードの要衝として栄えた町です。私は、その敦煌から発見された10世紀頃の仏教説話や中国古典説話を研究しています。今回は、その中でも日本人にも良く読まれた説話を取り上げ、みなさんと一緒に楽しく読んでいきたいと思っています。
住所
滋賀県大津市瀬田大江町横谷1−5
アクセス
JR「京都」駅から米原方面へ「瀬田」駅下車、バス約8分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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