「独裁」とは何か?-『ナチスの「手口」と緊急事態条項』刊行記念トークイベント
東京大学
駒場キャンパス
石田勇治/長谷部恭男
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講座名
「独裁」とは何か?-『ナチスの「手口」と緊急事態条項』刊行記念トークイベント
概要
憲法改正の初手と噂される緊急事態条項。この条項は、災害・テロ発生時への対策だというのが表向きの説明でした。しかし、首相に権限を集中させ、国民の権利を制限するこの条項に別の意図はないのか。 実はヒトラー独裁の始まりはワイマール憲法に書かれた同様の条項だったのです。法学的に「独裁」とは、いかなる状態なのか? ヒトラーの全権掌握の過程で、議会制民主主義はなぜ独裁を阻止できなかったのか?憲法学の重鎮が、ナチ・ドイツ研究者の最先端をいく歴史家が、「独裁」の本質に迫ります。
※事前予約制となります。※定員を超えた場合は立ち見にてご観覧いただけます。
主催:東京大学消費生活協同組合
講座期間
2017/11/15~2017/11/15
講師概要
石田勇治(東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。専門はドイツ近現代史。主な著書に『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社現代新書)、 『過去の克服 ヒトラー後のドイツ』(白水社)、『20世紀ドイツ史』(同)など)
長谷部恭男(早稲田大学法学学術院教授。東京大学法学部教授等を経て、2014年より現職。日本公法学会理事長。主な著書に『憲法の理性』(東京大学出版会)『憲法とは何か』(岩波新書)『憲法の論理』(有斐閣)など)
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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