自然災害と身近な生活体験

早稲田大学
早稲田校
八木下晃司(岩手大学元教授、放送大学元講師)

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講義詳細

講義詳細
講座名
自然災害と身近な生活体験
大学
早稲田大学
キャンパス
早稲田校
概要
恐ろしい自然災害の一つとして1)火山の山体崩壊を例に取り上げます。日本列島で起こる火山の噴火・爆発のうち、とくに水蒸気爆発は山体の1/3ほどを一瞬にして吹き飛ばし「流れ山」をつくります。江戸時代の九州の眉山、明治時代の磐梯山の噴火例などを検討します。また2)2011年3月11日、東北地方の太平洋岸を襲った大災害について学習します。しかしこの大災害は過去にも経験しており、貞観地震(津波)の例があります。また3)日本列島の各地方の地震断層の特徴について考察します。さらに4)日常の生活体験の一例として「直線河川の変遷」を取り上げます。直線河川のあちこちには深い淵があり、渡るのに危険ですが昔の人々は橋などなくても、何度も無事にその危ない川を行き来していました。その理由を探ります。その他、5)世界の大河川の不思議な流れ方や、離岸流や沿岸流の発生状況、さらに南関東に発達する河岸段丘や海岸段丘の発達史を学びます。講義に際しては75頁の講義資料を予め配布します。またパワーポイントも多用します。
会員価格
29,160円
一般価格
33,534円
講座期間
2017/10/03~2017/12/05
開講時間
13:00~14:30
曜日
講座回数
10回
定員
講師名
八木下晃司(岩手大学元教授、放送大学元講師)
講師概要
八木下晃司
岩手大学元教授、放送大学元講師
1985年、トロント大学大学院博士課程修了。Ph.D。専攻は地質学、堆積学、地球史学。学位論文ではカナダ西海岸の中生代白亜紀の地層を研究、帰国後は東北地方太平洋岸の同じく白亜紀の地層の研究に従事。岩手大学元教授、放送大学元講師。主な著作『岩相解析および堆積構造(増補・改訂版)』(古今書院2011年)、『堆積岩石学の概要』(NSK出版2015年)。

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日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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