平安時代の仮名日記を読む

早稲田大学
早稲田校
福家俊幸(早稲田大学教授)

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講義詳細

講義詳細
講座名
平安時代の仮名日記を読む
大学
早稲田大学
キャンパス
早稲田校
概要
『讃岐典侍日記』は院政期に堀河天皇に仕えた女官の日記です。堀河天皇の死を看取った記述は読む物を圧倒する力があります。一方で幼帝鳥羽天皇をめぐる記述や堀河天皇を想するくだりなど思わず共感したくなる記述にも事欠きません。しかし、作者藤原長子がなぜこのような作品を残したかについては、まだまだ議論があります。解釈に難渋する部分も存在します。堀河天皇との関係や、白河院や鳥羽天皇との関係、さらに作者の職掌など、わからないことはたくさんあります。そのような問題を考えながら、この日記文学の傑作を平易に丁寧に読み進めていきます。前期に引き続き、後期は下巻を読んでいきます。
会員価格
29,160円
一般価格
33,534円
講座期間
2017/10/04~2017/12/06
開講時間
14:45~16:15
曜日
講座回数
10回
定員
講師名
福家俊幸(早稲田大学教授)
講師概要
福家俊幸
早稲田大学教授
早稲田大学大学院文学研究科修士課程・博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門分野は平安時代日記文学、平安時代物語文学。主な著書に、『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院、2006年)、『更級日記全注釈』(角川学芸出版、2015年)などがある。

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日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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