ウィーン万華鏡
明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
須永恆雄/関根裕子/ドメーニグローランドシェアマンスザンネ
-教養その他, 講義詳細, 趣味・実用
-明治大学リバティアカデミー, 講義詳細, 須永恆雄関根裕子ドメーニグローランドシェアマンスザンネ, 駿河台キャンパス
概要
ウィーン、この古くて新しい都市の諸相をめぐり歩く試みです。かつて全欧に君臨したこの帝国の首都が、ヨーロッパ中の名だたる芸術家を惹きつけたその魅力は、今なお芸術の都として憧れを誘い、馥郁たる芳香を漂わせます。よく知られる音楽・美術のみならず、フロイトの名にも象徴される精神分析等々、医学を含め多彩な学術が榮えたこの都市はまた、福島の原発事故であらためて意識されたとおり原子力の分野をはじめ数多の学術的・経済的国際機関の集中する都市としての側面をも具えています。さながら万華鏡を想わせるこの都市のさまざまな局面を、主に芸術の分野に的を絞り、自由に時間空間を縫って垣間見ることをこころがけます。世にも稀なこの文化都市の明暗諸相、そこに花開いた芸術を受講者諸氏とともに愉しむことが出来れば幸いです。
講座期間
2017/10/12~2017/12/7
講師名
須永恆雄/関根裕子/ドメーニグローランドシェアマンスザンネ
講師概要
須永恆雄(スナガツネオ)明治大学法学部教授、コーディネータ東京都立大学人文学部大学院博士課程終了後、信州大学を経て、現職。訳書に『モーツァルトのベースレ書簡を読む』(シンフォニア)、『指揮者とオーケストラの間』(同)、『ウィーンの内部への旅』(彩流社)、『マーラー書簡集』(法政大学出版)など。
関根裕子(セキネユウコ)明治大学法学部兼任講師国立音楽大学にて声楽・教育学等を学ぶ。音楽と文学にまたがる学際的研究に従事、ウィーン世紀末の文化が中心的研究テーマに、作家ホーフマンスタール、音楽家ブラームスなどについて研究。
ドメーニグローランド(ドメーニグローランド)元明治大学法学部客員教授ウィーン大学東アジア研究所にて日本文化を研究。日本の映画、またサブカルチャーに通暁、日本映画界に就いての論考も著す。長らくウィーン大学で教鞭を執った後、来日して明治学院大学に勤める。本学客員教授。
シェアマンスザンネ(シェアマンスザンネ)明治大学法学部教授オーストリア(ウィーン)出身。早稲田大学文学研究科演劇映像学科修了。文学博士。日本映画史専攻。黒澤明の『七人の侍』を研究。著書に『成瀬巳喜男・日常のきらめき』(キネマ旬報社、1997年)など。
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
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