神話・伝承学を深めるー神楽から見る神話・伝承の世界

佛教大学四条センター

四条センター

「神話・伝承学」という学問の魅力を探る講義をすすめてまいりました。古代神話の世界の魅力を深めるとともに、神仏習合が生み出す中世神話や江戸の国学者の神話解釈、さらに祇園祭の深層、台湾、沖縄の伝承世界、またアーサー王伝説の知られざる世界など、この学問の魅力をお伝えしてきましたが、今年度はさらに神話・伝承学を深めるためのテーマを選びました。いざ、神話・伝承学の蠱惑の世界へ。
神楽というと例えば「天岩戸開き」のような『古事記』などに書かれた神話を演じるものと思われているかもしれません。しかし、それはせいぜい近世初めまでしかさかのぼることができないものです。中世には神仏習合思想による中世神話と呼ばれる独自の神話世界がありました。そうした中世の原像を神楽の中に探っていきます。

1,000円

2017/05/16～2017/05/16

15:30～17:00

火

1回

150人

井上隆弘

佛教大学歴史学部教授

京都市下京区四条烏丸北東角　京都三井ビルディング4階

市営地下鉄「四条」駅または阪急「烏丸」駅下車、地下鉄連絡通路21番出口

申込

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