江戸の戯作文学に親しむ17
明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
二又淳
-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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概要
本講座では、時空を超えて江戸の通俗小説の世界を探訪します。明治時代の初等教育用教科書『読方入門』や、妖怪が登場する楽しいテキストから学びはじめ、仮名のくずし字(変体仮名)に慣れてから、有名な江戸時代の戯作者十返舎一九の作品に進みます。絵が主役のコミック風読み物(黄表紙)二作品と一九の膝栗毛もののうち『江之島土産』三編(滑稽本)を取り上げます。『江之島土産』は漢字も多いですが、ほぼ全漢字にふり仮名がついているので、しだいに漢字のくずし方にも慣れるでしょう。変体仮名の読解は、けっして難しいものではありません。初めて仮名を覚えた幼少期に帰ったつもりで、ひとつずつ楽しく習得していきましょう。なお、第一回は、共通ガイダンスです。第二回以降は、新しいテーマで講義します。
講座期間
2018/04/09~2018/08/06
講師概要
二又淳(フタマタジュン)明治大学法学部兼任講師1969年生まれ。青森県出身。早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。江戸時代の黄表紙・滑稽本・人情本を中心とした戯作文学、とくに山東京伝や十返舎一九などの作品、江戸の出版事情について研究。現在、早稲田大学・武蔵大学などで講師兼任。
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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