KB81ことばと文化から学ぶポルトガルと日本のつながり
深草キャンパス
菊池隆之助/青木敬
講義詳細
本講座では、歴史や文化のみならず言語も駆使して、アプローチして行こうとするのがねらいです。ポルトガルはヨーロッパの遠い国にように思われますが、ポルトガル語由来の言葉は身近に存在します。こうしたことを通して、京都の町の再発見にもつながる「知的好奇心」を本講座で感じてください。
講座日程
(1) 11月8日(水)
「はじめに ~ポルトガルと日本~」
本講座の第1回目として、日本語化したポルトガル語やポルトガル語化した日本語、そしてポルトガルの文化・音楽(演奏)などを序論として紹介します。
担当:菊池隆之助
(2) 11月15日(水)
「ポルトガル語のあいさつと発音」
本講座は、実際にポルトガル語の発音を練習し、世界の様々な文化に入り込んだポルトガル語の違いについて学習します。また、日本語との相違・類似も考察します。
担当:青木敬
(3) 11月22日(水)
「ポルトガルの文化―ワインと食事」
ポートワインで有名なポルトガルワイン。産地、味、歴史など、ポルトガル料理の基礎的な言葉と知識を身につけます。
担当:青木敬
(4) 11月29日(水)
「日本語を通して知るポルトガル語」
知られざるポルトガル語と日本語の交流について紹介します。
担当:青木敬
(5) 12月6日(水)
「ポルトガル語の歌謡ファドを知る」
ファドの女王、アマリア・ロドリゲスの哀愁漂うファドの詩を解釈し、その背景を理解する。
担当:青木敬
(6) 12月13日(水)
「ポルトガル語を覚えればイタリア語やスペイン語もできる!?」
最終講座では、ポルトガル語とイタリア語、スペイン語の歴史に触れ、幅広い視野でヨーロッパの言語について学びます。
担当:青木敬
持ち物 筆記用具、ノートなど
受講対象者:ポルトガルやブラジルへの旅行をしたいと考えている方、京都の町の再発見をしてみたい方、何か新しいことを学びたいという知的好奇心の旺盛な方は特に大歓迎です。
ヨーロッパを中心に25年あまり環境学の教鞭を取ってきました。現在は環境問題としての動物虐待や殺処分に取り組んでいます。著書は『Advances in Environmental Research (volume5) 』, 『Nova Science Publishers, NY』など24篇。
青木敬/龍谷大学非常勤講師・京都外国語大学研究員
ポルトガル語圏の地域研究が専門。主に西アフリカの島国、カーボ・ヴェルデ共和国の音楽文化を研究している。主な著書に『アフリカン・ポップス!文化人類学からみる魅惑の音楽世界』(2015)鈴木裕之/川瀬慈編、明石書店。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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