ポップカルチャーへの招待
明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
須永恆雄柿谷浩一山田哲平
-教養その他, 講義詳細, 趣味・実用
-明治大学リバティアカデミー, 講義詳細, 須永恆雄柿谷浩一山田哲平, 駿河台キャンパス
概要
「ポップカルチャー」というと、どのようなイメージがあるでしょう。メディアミックスを含めて、テレビドラマ・映画・アニメ・漫画…。日々、多くの作品(コンテンツ)が、流れるように消費されゆく現代。その中で、宣伝告知やレビューといった形で、いわゆる「あらすじ」にふれる機会も少なくありません。ですが、これらの作品の面白さは、決して分かりやすい「物語の表層」にあるだけではありません。多くの芸術がそうであるように、話題となる作品とその現象には、受け手(現代人)の感性や想像力に訴えかける、それ相応の仕掛けや構造というものが潜んでいます。本講座では、近年注目を集めた作品を例に、その魅力と奥深さを「文学」を読むような視点・方法で捉え返し、ポップカルチャーの《新たな観方》を探求していきます。※取り上げる作品は、初回に詳しく案内します。各自、レンタル等で予め鑑賞することをお薦めします。
講座期間
2018/05/18~2018/07/06
講師概要
須永恆雄(スナガツネオ)明治大学法学部教授、コーディネータ東京都立大学人文学部大学院博士課程終了後、信州大学を経て、現職。訳書に『モーツァルトのベースレ書簡を読む』(シンフォニア)、『指揮者とオーケストラの間』(同)、『ウィーンの内部への旅』(彩流社)、『マーラー書簡集』(法政大学出版)など。
柿谷浩一(カキタニコウイチ)早稲田大学総合人文科学研究センター招聘研究員、同文化構想学部非常勤講師早稲田大学大学院文学研究科に学んだ後、同大学助手を経て、早稲田大学、昭和女子大学などで非常勤講師を歴任。同大学総合人文科学研究センター招聘研究員。専門はポップカルチャー、現代日本文学。各文学全集の編集協力の他、多くの作家の「年譜」制作も手がける。近年は文学研究の成果を取り入れた、新しいとドラマ論の構築を模索。月9『SUMMERNUDE』ブックレットにも監修協力。編著『日本原発小説集』(水声社)など。2013年より早稲田大学ほか各大学で、ポップカルチャー関連の講義を担当。例年いずれの授業も、選外者多数の集客・話題実績あり。明治大学OBでもあるアイドル・山下智久の考察を続け、ラジオ番組等にも出演経験あり。
山田哲平(ヤマダテッペイ)明治大学名誉教授1946年東京麻布生まれ。麻布高校時代から藤原俊成女の和歌に関心を寄せるが、都立大学ではドイツ文学を学ぶ。その後、ドイツ近世美術の起源を辿るうちにイタリア美術史、とりわけボローニャ・ローマバロック古典主義絵画へと重心をずらす。20年前、高麗仏画との出会いから、高麗・六朝の漢詩、さらにはクメール陶器・青銅器収集へと関心は東洋に逸脱し、ホイアン陶器をきっかけに、現在ベトナムの漢詩に触手を動かしている。
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。