チョコレートの原料、カカオの生産現場を知る- アフリカの主要生産国を事例として -

龍谷大学龍谷エクステンションセンター

大阪梅田キャンパス

本講座はチョコレートの主原料であるカカオの生産現場を学ぶことを目的としています。現在、中国やインドなど新興国の経済発展によってチョコレートの消費量は増大しています。その一方で、カカオの栽培を可能とする自然環境は悪化しつつあり、2020年頃には世界のチョコレートが不足しはじめると言われています。では、実際にカカオの生産現場はどのような状況にあるのでしょうか。これが本講座の問いです。カカオの原産地は中南米ですが、現在の主要生産地はアフリカです。アフリカの熱帯地域に位置するコートジボワール、ガーナ、ナイジェリア、カメルーンの４カ国において、世界の７割近くのカカオが生産されています。本講座では、これらアフリカの生産国を主な事例として、カカオの生産現場や農民が直面する問題（児童労働などの労働問題、森林破壊などの環境問題）について考えてみましょう。また、日本と関わりのある消費の面についても視野を広げていくつもりです。

4,920円

7,400円

2017/06/19～2017/07/10

10:45～12:15

月

4回

坂梨健太

龍谷大学農学部講師。専門は農業経済学、アフリカ地域研究。熱帯アフリカで農業生産や自然環境利用について研究。著書に『アフリカ熱帯農業と環境保全』（単著、昭和堂、2014年）、『森棲みの社会誌』（共著、京都大学学術出版会、2011年）など。

大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階

JR「大阪」駅桜橋出口より徒歩4分/市営地下鉄四つ橋線「西梅田」駅3番出口すぐ/市営地下鉄御堂筋線「梅田」駅より徒歩5分/市営地下鉄谷町線「東梅田」駅より徒歩6分/JR「北新地」駅より徒歩2分/阪神電車「梅田」駅より徒歩すぐ/阪急電鉄「梅田」駅より徒歩10分

申込

URL