交易がつなぐ東アジアと古代日本
関東学院大学社会連携センター
KGU関内メディアセンター
田中史生
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概要
古代の列島社会を「国際交易」をキーワードに捉え直してみると、王権や国家だけでなく、各地の有力者や民間の商人など、様々な主役たちが、列島史を東アジア史と結びつけていたことがわかります。そしてそのことが、王権や国家のあり方にも大きな影響を与えていました。本講座では、弥生時代から平安時代までの国際交易の展開を、実際に交易を担った人々の動きや、列島社会と国際社会の関係に留意しつつ概観することで、列島の古代人が国際社会とどのように向き合い、自らの社会体制を築いていったかを考えます。
講師概要
関東学院大学経済学部教授。福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科卒業。國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了。博士(歴史学)。専門は日本古代史。地域史や国際交流史の研究から列島の古代社会の多元性・多様性・国際性を解明。著書に『日本古代国家の民族支配と渡来人』(校倉書房)、『倭国と渡来人』(歴史文化ライブラリー)、『国際交易と古代日本』(吉川弘文館)、『国際交易の古代列島』(角川選書、第4回古代歴史文化賞大賞)、『越境の古代史』(角川ソフィア文庫)などがある。
アクセス
みなとみらい線馬車道駅5番出口より徒歩3分、JR・市営地下鉄関内駅より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。