グローバリズムとナショナリズムの国際情勢

國學院大學オープンカレッジ

渋谷キャンパス

21世紀の国際情勢はいま、グローバリズムとナショナリズムの相克のなかで混沌とした時代に入ろうとしています。国際秩序をリードしてきた米英両国が、ドナルド・トランプ氏を大統領に選び、EU離脱という選択を行ったのが2016年でした。そして、この象徴的な価値観の転換とほぼ同時期に、巨象となった中国がその存在感を増し、アジアを威圧する事態がますます露わになったのです。一方、まさしく「アジアの火薬庫」である朝鮮半島が限界に迫るほどの危険度を上げ、脅威を受けた日本は当事国となりつつあります。
私の講座では、まず前期にアジアの地域情勢について、歴史的、政治的、社会的背景を踏まえて考えていきます。特に朝鮮半島は私の専門分野でもあるので、最新のニュース分析も踏まえて多角的な視点から情勢の読み方についてお話できればと思います。この地域の対立には歴史的に根深い構造が横たわっていますが、そうした国際関係についての理解を深めることが講義の目標です。後期は、アジアから世界に視野を広げ、欧州の憂鬱や米国の抱える問題、またロシア、中国との日本外交についても論じていこうと考えています。みなさまのご参加をお待ちしています。

20,000円

2018/04/20～2018/11/30

18:30～20:00

金

10回

久保田るり子

國學院大學客員教授、産経新聞編集局編集委員
専門分野：朝鮮半島情勢、日本外交・安全圃場、国際情勢

東京都渋谷区東4-10-28

JR山手線・地下鉄・京王井の頭線・東急各線「渋谷」駅から徒歩約13分/JR埼京線「渋谷」駅新南口から徒歩約10分/渋谷駅東口バスターミナル54番のりば都営バス学03日赤医療センター行「国学院大学前」下車/地下鉄半蔵門線・銀座線・千代田線「表参道」駅B1出口から徒歩約15分/JR山手線・地下鉄日比谷線「恵比寿」駅から徒歩約15分/恵比寿駅西口ロータリー1番のりば都営バス学06日赤医療センター行「東四丁目」下車

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