熊野が生んだ作家たち-その風土と歴史

早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
池田雅之(早稲田大学名誉教授)三石学(みえ熊野学研究会運営委員長)小堀洋平(皇學館大学文学部文学科助教授)

-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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講義詳細

講義詳細
講座名
熊野が生んだ作家たち-その風土と歴史
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
早稲田校
概要
明治、大正、昭和を通して多くの文人が熊野に訪れ、熊野を舞台に多くの小説や作品が生まれた。それは熊野の古代からの歴史や風土、信仰などが基層となって熊野のエナジーと共に近代文学が生まれているものと思われる。今回の講座では中上健次親子の作品と古事記の豊かな物語を通じて、また優れた紀行文を数多く手がけた田山花袋の「南船北馬」「熊野紀行」の作品を通じて熊野での出会いや体験など、そして平成の時代に入って熊野を訪れた作家たちがどのように熊野と関わりを持ち作品として仕上げていったか…などを学びます。またその文学作品の舞台を訪ねる熊野の歴史と風土を学ぶフィールドワークを企画します。
会員価格
3,240円
一般価格
3,726円
講座期間
2018/01/20~2018/02/03
開講時間
10:30~12:00
曜日
講座回数
3回
定員
150人
講師名
池田雅之(早稲田大学名誉教授)三石学(みえ熊野学研究会運営委員長)小堀洋平(皇學館大学文学部文学科助教授)
講師概要
池田雅之
早稲田大学名誉教授
早稲田大学名誉教授。専門は比較文学、比較基層文化論。著書に『100分de名著小泉八雲日本の面影』(NHK出版)、『ラフカディオ・ハーンの日本』(角川選書)、『古事記と小泉八雲』(かまくら春秋社)他。翻訳に『日本の面影』、『日本の面影Ⅱ』、『日本の怪談』(角川ソフィア文庫)他。

三石学
みえ熊野学研究会運営委員長
1955年三重県生まれ。島根大学文理学部卒業。専門分野は地理学、民俗学、郷土史。「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録のイコモス調査の際に説明員を担当。共著書に『海の熊野』『祈りと再生のコスモロジー』『三重県謎解き散歩』『地名は警告する』『お伊勢参りと熊野詣』などがある。

小堀洋平
皇學館大学文学部文学科助教授
埼玉県生まれ。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は日本近代文学。特に田山花袋をはじめとする自然主義文学を研究。論文に、「田山花袋『田舎教師』における風景描写の形成――写すことと編むことのあいだから――」(『国語と国文学』92巻12号、2015年12月)などがある。

住所
東京都新宿区西早稲田1-6-1
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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