『源氏物語』全巻を読む－「総角」巻（上）、薫と大君－

東洋大学

白山

八の宮亡き後、遺された大君と中の君の運命をたどる物語。八の宮から後事を託された薫は、積極的に大君に意中を訴えるが、大君は、薫との結婚を拒み続ける。女房たちの協力を得て、薫は、強引に大君との結婚を実行しようとするが、大君は頑なに拒否し、むしろ中の君と薫との結婚を希望する。しかし、その気持ちを知った薫は、ついに中の君に匂の宮を導き、その婚姻は成立した。しかし、将来の有力な皇太子候補である匂の宮との結婚は、宇治に住む姫君たちに安息を与えることなく、後見役に徹する大君は、苦悩の末、ついに枯れゆくように命を引き取るのであった。今回は、「宇治十帖」前半のハイライトとして名高い「総角」巻前半を読解する。

12,960円

2018/05/14～2018/07/02

18:15～20:15

月

8回

40人

河地修

東洋大学名誉教授

東京都文京区本駒込1-10-2

都営線「白山」駅より徒歩約5分/都営線「千石」駅より徒歩約7分/ 東京メトロ「本駒込」駅より徒歩約5分/ 東京メトロ「千駄木」駅より徒歩約15分/ JR山手線「巣鴨」駅より徒歩約20分

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