数学からみた歴史の出来事─数学を使って裏から覗くと

早稲田大学エクステンションセンター
八丁堀校
柳谷晃(早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学講師)

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講義詳細

講義詳細
講座名
数学からみた歴史の出来事─数学を使って裏から覗くと
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
八丁堀校
概要
戦いばかりしているような織田信長は交渉と政治経済が得意です。さらに会計や暦にも詳しそうです。武勇の塊のような加藤清正や宮本武蔵がお城、治水、町割りの計算をします。現代の物理法則で説明しなければならないような工夫で武器を作る人もいました。暦を作るための計算をしていた人は、比叡山にも町場にもいました。数理経済を基にしたような政策で、江戸の地方財政を立て直そうとした人もいます。不思議と、そういう人たちが悪者扱いされたりしています。普通の事を考えていたら新しい問題を解決することができません。国の立て直しをする人たちは、経済政策を数学的な発想で作り出します。金や銀の産地だということだけに頼った戦国武将は滅びます。地方の特色を徹底的に使って国を大きくしなければなりません。歴史的な出来事に科学の見方から焦点をあてたいと思います。太陽黒点が日本の歴史にも大きな影響を及ぼすことだってあるからです。今の主な内容は次のようなことを予定しています。難しい話ではなく楽しく聞ける話にしたいと思います。・平家の不運は何か?・鎌倉幕府のごたごた・和弓の科学と北条時宗・中興ではない建武中興・一夜で消えた城がある?・丹羽長秀の技術はどこから?・吉岡道場は商売上手?・関孝和と建部賢弘と渋川春海・二宮金次郎と相馬藩
会員価格
29,160円
一般価格
33,534円
講座期間
2018/04/11~2018/06/27
開講時間
15:00~16:30
曜日
講座回数
10回
定員
講師名
柳谷晃(早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学講師)
講師概要
柳谷晃
早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学講師
早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻博士課程修了。町工場の品質管理、証券会社でMBAの数学研修などを経て現職。専門は、微分方程式と数理モデル。著書『日本を救う数式』(弘文堂)、『その数式が信長を殺した』(KKベストセラーズ)、『世の中の罠を見抜く数学』(セブン&アイ出版)ほか多数。

住所
東京都中央区八丁堀3-17-9 京華スクエア3F
アクセス
JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」A3出口徒歩1分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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