明治大学博物館連携講座 工藝のルネッサンス~民藝のプロデューサー・吉田璋也~

明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
木谷清人/外山徹

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講義詳細

講義詳細
講座名
明治大学博物館連携講座 工藝のルネッサンス~民藝のプロデューサー・吉田璋也~
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
今日、鳥取県内には小規模ながらも多様かつ創造性豊かな工芸品が継承されています。その背景として当地における民藝運動の高揚を指摘できます。それを主導したのが医師吉田璋也でした。思想家の柳宗悦らが起こした民藝運動の同人であった吉田は、帰郷して昭和6年(1931)、鳥取市内に医院を開業のかたわら、陶器、木工、織物など地元の工芸品を見出します。その技術の継承と時代の変化に応じた商品開発を指導し、民芸品店を創業して販路の開拓に尽力しました。その試みは新作民藝運動として、その後、全国の民芸品産地を活性化させる動きの嚆矢になったと評価されています。本講座では、自ら民藝のプロデューサーを任じた吉田璋也の人となり、新作民藝の作品紹介を通して、近代化の過程で衰退を迫られた在来の手工業が「工藝」として再生される歴史的経緯に迫ります。
会員価格
無料
一般価格
無料
講座期間
2017/11/11~2017/11/11
開講時間
13:30~15:30
曜日
講座回数
1回
定員
100人
講師名
木谷清人/外山徹
講師概要
木谷清人(キタニキヨヒト)(公財)鳥取民藝美術館常務理事,(公財)鳥取市文化財団理事長1952年鳥取県鳥取市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。1976年木谷電機代表。経営の傍ら建築設計・まちづくり・建築の歴史的調査等に関わり、1995年から(公財)鳥取民藝美術館常務理事として企画運営に関わる。近著に『吉田璋也の世界―ShoyaYoshidaDesignCollection―』(公益財団法人鳥取民藝美術館、2015・編著)など。
外山徹(トヤマトオル)明治大学博物館学芸員・明治大学国際日本学部兼任講師商品部門(旧商品博物館)の担当学芸員として伝統的工芸品の製造技法、商品開発、流通・販売の現状や産地自治体の行政施策などの調査・研究に携わる。工芸品の文化を、過去の遺産ではなく、生きた文化財―すなわち現代日本における文化的所産として捉え、文化資源の活用による地域社会の活性化策について研究を進めている。
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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