やさしい日本経済史
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
太田愛之(早稲田大学講師)
-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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概要
明治時代の日本経済の構造と動態を、事実に即してたどります。御一新でちょんまげと帯刀こそなくなったものの、明治期の庶民の衣食住はおおむね近世の延長線上にありました。それらが近代化されるのは大正期を待たねばなりません。蒸気機関車や近代企業の洋館に目を驚かす人々は、和服を着て沢庵を食べてガスも電気もないこれまでの家屋に暮らしていました。それでも、前半においては政治・経済的制度・政策の大規模な改廃が行われ、半ば以降においては明らかに近代成長の初期局面に突入していました。これらの経過を、順を追って解説していきます。
講座期間
2017/04/12~2017/06/21
講師概要
1960年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、同大学院経済学研究科博士後期課程満期退学。専攻は日本経済史。著書に『日本経済の二千年』(共著)など、論文に「揺籃期の『家』」(『社会経済史学』)、「古代村落の再編」(『日本史研究』)などがある。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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