[秋]祭りと民俗芸能 -聞き・伝える伝承の世界-

中央大学クレセントアカデミー
駿河台記念館
鈴木明子 (中央大学法学部兼任講師)

-日本文化, 講義詳細
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講義詳細

講義詳細
講座名
[秋]祭りと民俗芸能 -聞き・伝える伝承の世界-
大学
中央大学クレセントアカデミー
キャンパス
駿河台記念館
概要
私たちの身の回りには、お正月やお盆などの年中行事、子供が誕生したときのお祝いなど、くり返し行われている伝承が少なからず残っています。本講座ではこうした身近な伝承に目を向け、伝承の世界、ひいては民俗学の基礎について考えて行きたいと思っています。 今年度は、神仏を祀るために各地の祭礼などで行われている民俗芸能を取り上げます。民俗芸能には、神楽、田楽、風流、祝福芸・語りもの、渡来芸、民謡、また伝統芸能ではなく、村などで行われる能・狂言・歌舞伎・人形芝居など、さまざまな要素があります。田という文字が入る田楽は、五穀豊穣を祈り、耕作に災いをなす悪霊を鎮める目的で行われたものといわれています。また風流と称される芸能は、盆踊り、獅子舞、山車などの作り物、その他さまざまな芸能を含んでいます。そこで、民間信仰と祭礼、民俗芸能の基礎的知識を盛り込みながら、春・秋・冬とそれぞれの季節の祭礼とそこで行われる芸能を取り上げていきます。 平日に開催される祭礼で日程のあうものがあれば、フィールドワークに出かける予定ですが、日程によっては、今年度はフィールドワークを行わない可能性もあります。ご了承ください(フィールドワーク実施時の交通費・入場料等は各自負担となります)。 【テキスト】 レジュメを配布します。
会員価格
一般価格
15,400円
講座期間
2017/09/20~2017/11/29
開講時間
10:30~12:00
曜日
講座回数
6回
定員
講師名
鈴木明子 (中央大学法学部兼任講師)
講師概要
博士(文学)。東洋大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了。専門は日本民俗学。千代田区文化財調査指導員、日本学術振興会特別研究員(国立歴史民俗博物館研究員)をへて、現在、跡見学園女子大学・國學院大學・中央大学兼任講師。 共編著『民俗文化の探究』岩田書院。 共著『民俗のかたちとこころ』岩田書院、『人生儀礼事典』小学館、『年中行事大辞典』吉川弘文館、『千葉県史民俗編Ⅱ』、『綾瀬市史民俗編』、『上越市史民俗編』、『長野市史民俗編』。論文「オンナの身体論」(『長野県民俗の会会報』29)、「住吉大社の御田植神事の変遷(後)」(『東洋学研究』44号)他。
住所
東京都千代田区神田駿河台3-11-5
アクセス
JR中央・総武線「御茶ノ水」駅下車、徒歩約3分/東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅下車、徒歩約6分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅下車(B1出口)、徒歩約3分/都営地下鉄新宿線 「小川町」駅下車(B5出口)、徒歩約5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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