SA54真宗入門- 『日常勤行聖典』を読む -
瀬田キャンパス
堀祐彰
講義詳細
漢文体の「正信偈」「讃仏偈」「重誓偈」「十二礼」には、それぞれ「しんじんのうた」「さんだんのうた」「ちかいのうた」「らいはいのうた」といった意訳があります。意訳の内容についても、浄土真宗のみ教えの根本を把握することなくしては、その真意を読み取ったとは言えないのです。そこで、意訳の「しんじんのうた」「さんだんのうた」「ちかいのうた」「らいはいのうた」を一つ一つ読んでいきながら、「正信偈」「讃仏偈」「重誓偈」「十二礼」にこめられた浄土真宗のみ教えについて共々に学んでいきたいと思います。
講座日程
(1) 10月14日(土) お経のなりたち
(2) 11月18日(土) 「正信偈(しんじんのうた)」を読む
(3) 12月9日(土) 「讃仏偈(さんだんのうた)」を読む
(4) 1月20日(土) 「重誓偈(ちかいのうた)」を読む
(5) 2月17日(土) 「十二礼(らいはいのうた)」を読む
テキスト ①『浄土真宗本願寺派『日常勤行聖典』』本願寺出版社 定価 本体250円(税抜き) ISBN9784894166912
②『浄土真宗本願寺派『日常勤行聖典』(大判)』本願寺出版社 定価 本体400円(税抜き) ISBN9784894160958
持ち物 テキスト①・テキスト②のいずれか、あるいは普段使い慣れた『日常勤行聖典』(ただし、浄土真宗本願寺派のもの)であっても構いませんが、意訳が入っているものをご持参ください。
受講対象者:特に制限はありません。
専門は真宗学。最近の論文は、『西本願寺御蔵版の出版について』(『浄土真宗総合研究』10)、『本願寺蔵版「浄土三部経」の特徴について』(『龍谷教学』51)など。浄土真宗本願寺派総合研究所においては、研究員として、『浄土真宗聖典全書』の編纂に従事しています。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。