自然観察講座 春の山歩き- 綿向山の眺望とブナ林 -

龍谷大学龍谷エクステンションセンター
学外・滋賀県蒲生郡日野町
宮浦富保

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講義詳細

講義詳細
講座名
自然観察講座 春の山歩き- 綿向山の眺望とブナ林 -
大学
龍谷大学龍谷エクステンションセンター
キャンパス
学外・滋賀県蒲生郡日野町
概要
綿向山は鈴鹿山脈に属しており、滋賀県側では最も登りやすい山の一つです。山頂には大嵩神社(西暦545年創建)が祀られており、古くから神の山として親しまれてきました。中腹まではスギ・ヒノキの造林地を通って登っていきます。これらの造林地は、綿向山生産森林組合によって造成・管理されているものです。7合目付近からはブナやミズナラが見られます。滋賀県内では珍しいブナの原生林を見ることができます。山頂からの眺望はとても素晴らしく、鈴鹿の山並み、伊勢湾、近江盆地、比叡山、比良山を望むことができます。条件がよければ、木曽御嶽や塩見岳なども遠くに見ることができます。綿向山の山麓は入会山として利用されてきました。入会山の権利をめぐって馬見岡綿向神社の境内で”鉄火裁判”が行われたという記録があります。焚き火で熱した鉄の塊を素手で掴んで台の上に載せることができた方の村が勝者となったとのことです。里山の資源は命がけで守らなければならない大切なものであったことがわかります。山頂の標高は1110m、歩行距離は約8km、中級程度のハイキングコースです。
会員価格
6,820円
一般価格
8,990円
講座期間
2017/05/13~2017/05/13
開講時間
9:45~16:45
曜日
講座回数
1回
定員
講師名
宮浦富保
講師概要
龍谷大学理工学部教授。森林生態学と林木育種学を専門とする。樹木の成長と枯死の過程や遺伝的な特性について研究している。最近は里山の生態学的なプロセスと人の生活との関わりに関心を持っている。共著として「里山学のすすめ」「里山学のまなざし」「里山学講義」
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日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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