絵画でたどるヨーロッパ服飾史/身体造形から時代を知る(美術史を楽しむ(西洋編))
五反田キャンパス
徳井淑子
講義詳細
過去の巨匠たちが描いた王侯貴族の肖像画、あるいは日常生活を描いた風俗画など、絵画作品は歴史上のファッションを教えてくれる最もよい資料です。肖像画には権威を示すための脚色があることもあり、またどのような作品にも作家による表現上のデフォルメがありますから、必ずしも現実の服飾が素直に描き込まれているとは限りません。とはいえ時代の服飾造形のエッセンスを映し出していることに違いはありません。シルエットの歴史といわれるヨーロッパ服飾史を絵画とともにたどり、時代の造形意思からその時代に生きる人びとの感性や生活感情を考えてみましょう。テキスト:必要に応じてプリントを配布。備考:講義形式で行います。
中世・ルネサンス:身体造形の構築/近世:装飾過剰 vs 黒の志向/近代:性差の表示とジェンダー規範
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