[春]『平家物語』の世界を遊ぶ

中央大学クレセントアカデミー

駿河台記念館

「祇園精舎の鐘の声」ではじまる『平家物語』の数々のエピソードは、日本人にはなじみが深く、テレビや映画でもおなじみです。けれども、『平家物語』の原文の文章はリズミカルで心地よく、原文で味わう物語の世界はまた格別です。また、比較的分かり易い漢字仮名交じり文で綴られており、すっと物語の世界に入っていけます。本講座では、そうした物語の中でも、絵巻や屏風絵などでよく絵画化される名場面を取り上げ、絵を鑑賞したうえで原文を音読し、さらにその場面の背景となった、政治、社会、宗教などの様相をお話ししていきます。最初の回では、『平家物語』の成立の事情や作者、種類などについてお話しする予定でおり、また、一回ごとに完結する内容なので、初めて古典文学や『平家物語』をお読みになる方でもお気軽にご参加いただけ、物語の世界を楽しんでいただけると思います。ひととき、日常生活を離れて、八百年前の世界を旅してみませんか。

15,400円

2018/04/26～2018/07/12

11:00～12:30

木

6回

清水由美子

中央大学文学部兼任講師
東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻修了。同博士（文学）。中央大学、成城大学、成蹊大学、清泉女子大学等兼任講師。主な論著『校訂延慶本平家物語 十二』（共著、汲古書院）、『日本の古典を見る 平家物語』（共著、世界文化社）、『平家物語を歩く』（共著、JTB パブリッシング）など。

東京都千代田区神田駿河台3-11-5

JR中央・総武線「御茶ノ水」駅下車、徒歩約3分/東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅下車、徒歩約6分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅下車（B1出口）、徒歩約3分/都営地下鉄新宿線　「小川町」駅下車（B5出口）、徒歩約5分

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