No.八王子 第一部:世界の終わりの後の世界― ―Japanimationと想像力の現在 第二部:アニメ聖地巡礼と新たな文化資源 〜ディズニーランドから神田明神まで〜
八王子キャンパス
福嶋伸洋/北村弥生
講義詳細
第二部:アニメ聖地巡礼とは、アニメの舞台として描かれたと推定される実際の場所を探訪する観光行動のことです。ここ数年全国でブームとなっていますが、日本のアニメーション100周年にあたる本年、「アニメ聖地」と推定される場所が全国一位と言われる千代田区では、こうした観光行動は益々盛り上がりを見せています。共立女子大学の学び舎はまさにこの千代田区に在り、従って、アニメに描かれる舞台の現場が大学の周囲に多く散在しているのです。そこで本講座では、なぜ人々はアニメというフィクションに誘われてアニメの「舞台」を「聖地」と称して足を運ぼうとするのか?千代田区では何が起きているのか?といった疑問に一定の解を見出すべく、大学の地の利を活かした研究のいくつかのあり様をご紹介します。
共立女子大学文芸学部 准教授
1978年、新潟県生まれ。著書に『リオデジャネイロに降る雪』、訳書に『オルフェウ・ダ・コンセイサォン』(ヴィニシウス・ヂ・モライス著)など。2016年には、カルチャーラジオ 芸術その魅力「ボサノヴァとブラジルの心」(NHKラジオ第2)の講師を務めた。現在は西洋文化圏のポップカルチャーやクラブカルチャーを研究テーマとしている。
・北村 弥生
共立女子大学文芸学部 教授
1962年生まれ。明治大学法学部法律学科卒業。同大学院法学研究科私法学専攻博士前期課程修了(法学修士)。大手IT関連会社に映像編集技術者として勤務した後、ニューヨーク州立大学バッファロー校にて客員講師。その後、戸板女子短期大学に着任後キャリア教育研究に着手。文部科学省の「学生支援GP」ペーパーレフェリーを経験。2009年共立女子大学文芸学部に着任後現職。<物語世界と自己の語り>をテーマに、法社会学、文化心理学、ヒューマン・インターフェース工学の学際研究として取り組んでいる。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。