数学からみた歴史の出来事
早稲田大学エクステンションセンター
八丁堀校
柳谷晃(早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学講師)
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概要
戦いばかりしているような織田信長は交渉と政治経済が得意です。武勇の塊のような加藤清正や宮本武蔵がお城、治水、町割りの計算をします。現代の数理経済理論を基にしたような政策で、江戸幕府を立て直そうとした人もいます。不思議と、そういう人たちが悪者扱いされたりします。人と違うことを考えないと難局は乗り切れないのです。国の立て直しをする人たちは、経済政策や通貨を大切にして数学的な発想をしています。歴史的な出来事に科学、特に数学の見方から焦点をあてたいと思います。主な内容は次のようなことを予定しています。師走の時期でもありますから忠臣蔵のお話もしたいと思います。・明治維新後の財政破綻・次郎長の考えたこと、二宮金次郎が考えたこと・GDPと経済成長の不思議な議論・ビッグデータで全てがわかる?・上杉謙信は本当に内政が下手か?・富士山と浅間山・意次と定信と吉保・お金は誰が作るのか?・レバレッジってなに・忠臣蔵の真相は通貨?
講師名
柳谷晃(早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学講師)
講師概要
柳谷晃
早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学講師
早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻博士課程修了。町工場の品質管理、証券会社でMBAの数学研修などを経て現職。専門は、微分方程式と数理モデル。著書『日本を救う数式』(弘文堂)、『その数式が信長を殺した』(KKベストセラーズ)、『世の中の罠を見抜く数学』(セブン&アイ出版)ほか多数。
住所
東京都中央区八丁堀3-17-9 京華スクエア3F
アクセス
JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」A3出口徒歩1分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。