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『万葉集』の世界|明治大学リバティアカデミー|堂野前彰子

講義詳細
講座名
『万葉集』の世界
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
『万葉集』巻二は、三大部立のうちの挽歌と相聞からなる歌巻です。巻一が雑歌、巻二が挽歌と相聞という部立てになっていることから、巻一と巻二は同時期に成立した姉妹歌巻だと考えられています。その巻頭歌、仁徳天皇皇后である磐姫の作歌は、巻一巻頭の雄略天皇御製歌と対をなしており、記紀で語られる嫉妬深い女性象とは程遠い、夫を想う女性の歌となっています。嫉妬とは恋の裏返しではありますが、古代の嫉妬は現代でいうところの嫉妬とは大変異なっていました。また、挽歌では、死者の魂の復活を願って歌がうたわれているため、決して「死」がうたわれることはなく、「死」がうたわれるのは相聞歌においてのみでした。この講座では、そのような巻二の歌を一首ずつ丁寧に解釈することから、万葉人の死生観や世界観について考えてみたいと思います。
会員価格
13,000円
一般価格
講座期間
2018/04/19~2018/07/05
開講時間
15:00~16:30
曜日
講座回数
6回
定員
50人
講師名
堂野前彰子
講師概要
堂野前彰子(ドウノマエアキコ)明治大学経営学部兼任講師明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「交換・交易」についての研究を行う一方、琉球文学『遺老説伝』や韓国文学『三国遺事』の研究も行う。著書に『古代日本神話と水上交流』(三弥井書店)、『日本神話の男と女』(三弥井書店)、主な論文に「神話としての「一夜孕み」」、「『古事記』と交易の道」、「『常陸国風土記』に描かれた倭武天皇」、「『遠野物語』の中の蝦夷」などがある。
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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