法然院サウンドスケープ
下村泰史/寺村幸治/梶田真章
講義詳細
デッサンを試みると見えていなかったものの姿が見えてくるように、「耳を澄まし、音を描く」ことによって聞き過ごしていた音の世界の細部が「見えて」きます。この講座では、「法然院」の清浄な環境のなかで、寺域の環境音にひたすら耳を澄まし感性を研ぎ澄ませていきます。また、寺村幸治さん作の高級オーディオ装置で究極の再生音を味わい、音と音楽、聴くこととと聴こえ、音の生命を追求します。場所:訪問(その他エリア
寺村幸治/産業機器メーカー勤務の後、1990年オーディオ機器製造販売会社「有限会社シュテルンクランク(Sternklang Ltd.)」を設立。現在に至る。京都に拠点を置く「直観音楽アンサンブル」のメンバーでもある。
梶田真章/1984年より法然院第31代貫主。芸術家の発表の場やシンポジウムの会場として寺を開放するなど、現代における寺の可能性を追求しつつ、環境問題に強い関心を持ち、多くの市民団体に参加。寺を預かる僧侶として、そして一市民として、社会的役割を果たそうと努めている。
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