歴史を作ったいろいろな色の物語（後編）

共立女子大学共立アカデミー

神田一ツ橋キャンパス

長い間、色彩は歴史の中で作られるとともに、歴史を作ってきました。西洋・東洋の洋の違いを超えて、色彩は政治、社会、経済を始めとして文学、絵画、工芸に大きな影響を与えてきました。ただそこでは色彩はいつも附属物であり、補完的存在でした。そこで本講座では色彩を主役に据え、その色彩が作りだした歴史のドラマや宗教のドラマ、そして人間のドラマを別の角度から眺めてみたいと思います。本講座は1月～3月に学んだ5色（紫、青、緑、黒、赤）の復習を行いながら、残りの5色（金銀、黄、白、ピンク・オレンジ、茶・鼠色、極彩色）の色彩史を検討します。この講座を新しく受講される方には前編のテキストを差し上げます。(1)5/13前回（紫、青、緑、黒、赤）の歴史の復習(2)5/27金銀:黄金の国ジパングとその豊穣な金銀嗜好(3)6/10黄色:西洋の嫌われ色と東洋の高貴な色(4)6/24オレンジ＆ピンク:オレンジ公とマリー・アントワネット(5)7/8茶＆鼠色:ブラウンさんと百匹の鼠(6)7/22極彩色:カラフルは天国の色？浄土の色？

12,000円

2017/05/13～2017/07/22

13:30～16:20

土

6回

50人

城一夫

共立女子学園名誉教授。専門は色彩文化・模様文化の研究。著書に「色彩の宇宙誌」「西洋装飾文様事典」「装飾文様の東と西」「色の知識」「フランスの伝統色」「フランスの配色」「常識として知っておきたい美の概念60」「色で読み解く名画の歴史」「イタリアの伝統色」など多数。ＴＶ番組「北野武の色彩大紀行」など監修。展覧会「大江戸の色彩展」「明治・大正・昭和の色彩展」などの企画・構成を担当。

東京都千代田区一ツ橋2-2-1

東京メトロ東西線「竹橋」駅1ｂ出口から徒歩3分/東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄三田線・都営地下鉄新宿線「神保町」駅A8出口から徒歩1分/東京メトロ東西線・半蔵門線・都営地下鉄新宿線「九段下」駅6番出口から徒歩5分

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