アイルランド・ノーサンブリア初期写本の傑作
明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
阪田蓉子
-教養その他, 講義詳細
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講座名
アイルランド・ノーサンブリア初期写本の傑作
概要
6世紀から7世紀にかけて、アイルランドは「学者の島」と呼ばれていたようです。その背景にはローマ帝国の滅亡により、西ヨーロッパからアイルランドに逃れてきた修道士が布教活動を始めたこと、その後、写字の達人であった聖コルンバが写本制作を奨励し、その成果である貴重な写本で学ぶべく、多くの学者が集まってきたことが「学者の島」と呼ばれた由縁です。なかでも有名な『ケルズの書』、『ダロウの書』、そして『リンディスファーンの書』には、ケルト特有の文様が彩色され、描かれており、芸術的にも優れた福音書写本です。羊皮紙に残る「しみ」や傷みのひとつひとつが精巧に複製されたファクシミリ版の頁をめくりながら、当時のアイルランド、スコットランドそしてイングランドの歴史や文化に思いを馳せる至福の時をご一緒に過ごしましょう。
講座期間
2018/05/24~2018/07/05
講師概要
阪田蓉子(サカタヨウコ)元明治大学文学部教授講座コーディネータ図書の文化史および地域情報サービスが研究課題。国際基督教大学教養学部卒、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。教材用DVD監修「多様な図書館サービス-現場からのルポルタージュ」。明治大学図書館情報学研究会会長。
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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