菩薩の宗教/『大智度論』を読む
鶴見大学生涯学習センター
鶴見大学会館
奥野光賢
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概要
仏教の中でも「大乗仏教」は菩薩の宗教であると言われます。今回の講座では、まず原始仏教→部派仏教→大乗仏教という仏教の歴史を簡単に概説したあと、大乗仏教の実践徳目である「六波羅蜜」、菩薩行を『大智度論』という論書を通じてご紹介したいと思います。『大智度論』は伝統的には「八宗の祖師」と言われた龍樹(ナーガールジュナ、約150-250年頃)の著作と信じられてきた論書で、中国や日本の仏教に大きな影響を与えた書物として有名です。
講座期間
2018/04/26~2018/06/28
講師概要
1958年、宮城県生まれ。駒澤大学大学院博士課程単位取得満期退学。専門は中国仏教(三論学)。博士(仏教学)。駒澤大学仏教学部教授。著書に『仏性思想の展開―吉蔵を中心とした『法華論』受容史―』(大蔵出版、2002年)、『中観思想の中国的展開』(シリーズ大乗仏教6『空と中観』春秋社、2012年、共著)など。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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