東京2020オリンピック・パラリンピック開催の意義を問い直す
神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター
横浜キャンパス
玉木正之(スポーツ評論家)
広瀬一郎(東海大学教授)
長田渚左(ノンフィクション作家)
大竹弘和(神奈川大学人間科学部教授)
-健康・スポーツ, 講義詳細
-神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター, 講義詳細
講座名
東京2020オリンピック・パラリンピック開催の意義を問い直す
大学
神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター
概要
東京2020 オリンピック・パラリンピック(以下:東京オリパラ)競技大会の開催が決定し、現在、開催に向けて様々な組織・団体が準備に奔走しています。しかし、新国立競技場建設の問題を筆頭として大会会場の選定・新設に関わる問題が山積しているほか、当初の見込みを大きく上回る開催経費への批判もされています。
とかくカネが必要で多くの利権が絡むスポーツイベントとして認識され、国民の辟易した声も聞こえてきます。国民の賛同を得て成功裏に大会を終えるためには、そのプロセスや大会終了後に後世にもたらされるレガシーを明示しなければなりません。そして、それを国民に分かりやすく伝え、大会開催の意義に対して同意を得ることが求められるのではないでしょうか。本講演会では、上述のような問題が生じる本質的な要因を探り、問題の中心点である施設に着目します。そして、東京オリパラをめぐる報道のあり方について議論を深め、大会開催の意義を皆さんと考えていきたいと思います。
講座期間
2017/05/10~2017/06/07
講師名
玉木正之(スポーツ評論家)
広瀬一郎(東海大学教授)
長田渚左(ノンフィクション作家)
大竹弘和(神奈川大学人間科学部教授)
講師概要
【玉木 正之】『週刊ポスト』『NUMBER』『文藝春秋』等の雑誌、大手新聞などで執筆活動を展開し、肩書きを、日本で最初の「スポーツライター」と名乗る。主な著書は、『スポーツとは何か』『スポーツ・アンソロジー彼らの奇蹟』『スポーツ解体新書』『スポーツ・体罰・東京オリンピック』『タイガースへの鎮魂歌』。数多くのTV 番組にも出演。ラジオではレギュラー・ディスクジョッキーも務める。
【広瀬 一郎】1980 年電通入社。トヨタカップを始め国際サッカーイベントのプロデュース多数。
2002年サッカーWカップ招致委員会に出向し、広報と企画を担当。2000年に退社し、スポーツ・ナビの立ち上げや経済産業研究所を経て、大学教員に。教鞭を執るかたわら、スポーツビジネスのコンサルティングを行っている。著書「Jリーグのマネジメント」「スポーツマネジメント入門」、「新しいスポーツマンシップの教科書」など20 冊以上。
【長田 渚左】元フジテレビ系FNN スーパータイムスポーツキャスター。日本スポーツ学会代表理事。スポーツ総合誌『スポーツゴジラ』編集長。
【大竹 弘和】公共政策とスポーツ、スポーツ産業論を専門。公務員、経営コンサルタント会社社長を経て神奈川大学教授に就任。文部科学省「スポーツ施設のストック適正化ガイドライン策定検討委員会委員」、「総合システム研究所代表取締役」など多数の役職を兼務。著書「スポーツ産業論」「スポーツファシリティマネジメント」、「官民連携や指定管理者・モニタリング評価」に関する書籍多数。
アクセス
東急東横線「白楽」駅より徒歩13分/東急東横線「東白楽」駅より徒歩13分/JR東海道線「横浜」駅西口ターミナル横浜市営バス1番乗場より「神奈川大学入口」下車/横浜市営地下鉄「片倉町」駅前から横浜市営バス2番乗場より「神奈川大学入口」下車
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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