【2018年度春期開講オープン講座】いじめ、差別、排除を考えるー本当は恐ろしい能力主義
明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
内藤朝雄/小谷敏
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講座名
【2018年度春期開講オープン講座】いじめ、差別、排除を考えるー本当は恐ろしい能力主義
概要
戦前・戦後を通じ、全国の学校で起き続けているいじめ。 被害者へのいじめが執拗に続き、しかも集団的に広がる構造的なからくりを大人が抑えるにはどのようにしたらよいでしょうか。また、学校に限らず、障碍者施設や老人ホームにおけるいじめ問題に至るまでじっくりと考えます。また、能力主義と排除の関係について考え、さらには、今年2018年度より小学校、2019年度より中学校で導入される「特別の教科 道徳」が、いじめの防止、人間の在り方に関する根源的な理解、社会性や規範意識、善悪を判断する力、弱者へのいたわりなどの重要な現状の課題についてどこまで改善することができるのか。新たな学期の始まりであるこの4月だからこそ、皆さんにこの概念をしっかりと丁寧にお伝えしていきたいと思います。
講座期間
2018/04/14~2018/04/14
講師概要
内藤朝雄(ナイトウアサオ)明治大学文学部准教授1962年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程を経て2007年に明治大学准教授に就任。現在に至る。いじめ問題、管理教育問題研究で知られ、著書に、『いじめの講造~なぜ人が怪物になるのか』(講談社)、『いじめの社会理論』(柏書房)などがある。「マスコミが報じないいじめ自殺問題」、「親に何ができるか」など、いじめ問題についてのコメントは多数のメディアで取り上げられている。
小谷敏(コタニサトシ)大妻女子大学人間関係学部教授鳥取県鳥取市生まれ。中央大学大学院文学研究社会学専攻博士課程単位取得満期退学。鹿児島経済大学(現在の鹿児島国際大学)社会学部教授、大妻女子大学人間関係学部助教授及び同大学大学院人間関係学研究科の助教授を歴任し、2004年4月より同大学教授となる。近代的自我と丸山眞男の研究を通して、「世間」や「空気」に動かされる日本社会の問題点を考察し、日本型バッシングに関して積極的な問題提起を行っている。
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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