新・歴史民俗学シリーズ神社と祭りの精神史10
明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
水谷類
-日本文化, 講義詳細
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講座名
新・歴史民俗学シリーズ神社と祭りの精神史10
概要
神社とそこに祀られる神々の姿には、時代と社会、そして人々の心が現れているような気がします。日本の神社の御神体には鏡が用いられることがありますが、鏡に映るのは、神様のお姿ではなく、神様を拝み、祈りを捧げている私たちの姿なのかもしれません。日本には八百万の神々がおられると言いますが、さすがにそのすべてについてお話しすることは難しく、これまで主に著名な神社、歴史上目覚ましい活躍をした神社と神々、そしてお祭りについてお話をしてきました。今回もそうした神社を選びましたが、資料の少ないものが多く、信仰の実体がなかなか見えてこないものも数多く含まれています。古文書・古記録はもちろん、絵画・絵図、現在の祭り映像など、可能な限りの素材を援用して、少しでも神社の本体に近づいていきたいと思っています。
講座期間
2017/05/12~2017/07/07
講師概要
水谷類(ミズタニタグイ)明治大学文学部兼任講師日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
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