KD53くらしと気象- 天気図から季節がみえる 気象情報の便利な活用法
深草キャンパス
滋野哲秀
講義詳細
本講座では、まず、天気予報の基礎知識を学んでいただき、日本の四季の天気を実際の天気図をもとに学んでいきます。そうした学習に基づいて、気象災害が発生するような気象条件はどのような場合なのか、過去の典型的な事例から詳しく学んでいきます。特に、京都・滋賀における天気の発生メカニズムを地形との関連から事例をもとに分析し、この地域で災害が起こりやすい気象条件を考えます。さらに、週間天気予報や長期予報のしくみをわかりやすく解説し、週間天気予報や長期予報をくらしの中にどのようにいかせばよいのかを学んでいきます。
講座日程
(1) 9月26(火)
天気予報の基礎知識⑴(天気図をどう見ればよいのか)
(2) 10月10日(火)
天気予報の基礎知識⑵(予報資料と実際の空を見上げ重ね合わせてみると)
(3) 10月24日(火)
京都・滋賀の天気の特徴と週間予報(週間予報の活用法・信頼度ABCとは)
(4) 11月7日(火)
日本の四季を天気図から見ると(気象災害の教訓を防災・減災にどう生かすか)
(5) 11月21日(火)
週間予報と長期予報(予報資料から自分の予報を作成してみよう)
受講対象者:特に制限はありません。
近畿地方の局地的な気象現象について研究しています。特に滋賀、京都の地形と天気との関連を調べています。(社)日本気象予報士会会員。研究論文「スマートフォンを用いた気象情報の普及について」により、2016年度日本気象予報士会「木村賞」授賞。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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