数学からみた歴史の出来事
早稲田大学エクステンションセンター
八丁堀校
柳谷晃(早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学講師)
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概要
力任せのような織田信長が政治経済を考え、武勇の塊のような加藤清正がお城や治水の計算をします。現代の数理経済理論を基にしたような政策で、江戸幕府を立て直そうとした人もいます。かえってそういう人たちが悪者扱いされたりします。国を治めようとした人たちは、経済政策や通貨を大切にして、意識するしないにかかわらず数学的な発想をしています。今回は古代から現代までの数学と政治経済との関係を中心に、数学と科学が人の生活に大きな影響を与えてきたことをお話できたらと思います。現在の経済状態のお話もしますので、そのときの政治情勢や新しい資料の発見で、内容を変更することがあります。
主な内容は次のようなことを予定しています。
・中国古代の数学教科書
・奈良時代の数学教科書
・五重塔の構造
・小さい数を表した人たち
・昔の教科書の問題
・10年事に起こる悪いこと
・職人さんの技術
・伝教大師と弘法大師
・秀吉の大返し
・数学と経済と生活と
講座期間
2017/04/12~2017/06/21
講師名
柳谷晃(早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学講師)
講師概要
早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻博士課程修了。町工場の品質管理、証券会社でMBAの数学研修などを経て現職。専門は、微分方程式と数理モデル。著書『日本を救う数式』(弘文堂)、『その数式が信長を殺した』(KKベストセラーズ)、『世の中の罠を見抜く数学』(セブン&アイ出版)ほか多数。
住所
東京都中央区八丁堀3-17-9 京華スクエア3F
アクセス
JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」A3出口徒歩1分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。