戦国時代の「日本国」と地域権力・争乱
早稲田大学エクステンションセンター
八丁堀校
柴裕之(東洋大学講師)
-日本文化, 講義詳細
-八丁堀校, 早稲田大学エクステンションセンター, 柴裕之(東洋大学講師), 講義詳細
概要
戦国時代の「日本国」は、室町時代までの中央政治のもとで運営される地方支配とは異なり、天下と各地域に展開する「国家」(以下、地域「国家」)で構成され、統治者には地域社会と直接対峙したうえで統治していく力量が求められることとなりました。この講座では、そのような戦国時代の「日本国」の政治構造と社会状況を確認したうえで、室町時代の政治・社会からどのように変化を遂げ、各地の戦国争乱が展開することとなったのか、そして天下=中央では室町幕府将軍はどのような存在としてあり、また各地の地域「国家」では戦国大名や国衆のもとでどのような統治がおこなわれていたのか、おおよそ織田信長が中央政情に登場する1560年代後半までの状況について最新の研究成果をふまえた講義を行いたいと思います。
講座期間
2017/04/11~2017/06/20
講師概要
1973年東京生まれ。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、東洋大学文学部非常勤講師。専門は、日本中近世移行期政治・社会史。単著『戦国・織豊期大名徳川氏の領国支配』(岩田書院、2014年)、編著『論集戦国大名と国衆(20) 織田氏一門』(岩田書院、2016年)他。
住所
東京都中央区八丁堀3-17-9 京華スクエア3F
アクセス
JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」A3出口徒歩1分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。