折紙工学と折紙の手法を取り込んだ折紙式3次元プリンターの現状と課題

明治大学リバティアカデミー
中野キャンパス
萩原一郎/奈良知恵/石田祥子

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講義詳細

講義詳細
講座名
折紙工学と折紙の手法を取り込んだ折紙式3次元プリンターの現状と課題
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
中野キャンパス
概要
オバマ大統領も革命を起こすとしている3次元積層型プリンターは、1980年ころ、日本人によって発明されたが、当時は反響がなく、結局今日の形にしたのは米国である。これは先を読む努力が如何に重要であるかの警鐘でもある。まず、日本古来の折紙の、軽くて剛い、展開収縮性能を活かす折紙工学を創始したこととその産業応用の現状と課題について紹介する。更に見たものの実物モデルを、山線・谷線付の2次元パターンを求めて組立て作る折紙式プリンターを発明したが、それはそれ自体、積層型プリンターに引けを取らないくらい価値あるものであること、積層型プリンターを取り込むことにより、さらに大きな貢献をするものであることを述べる。そしてこれらの技術が、今後10年どのような形で利用され、どのような革命を起こすのかについて予測する。
会員価格
5,000円
一般価格
講座期間
2017/05/13~2017/06/10
開講時間
13:00~14:30
曜日
講座回数
5回
定員
50人
講師名
萩原一郎/奈良知恵/石田祥子
講師概要
萩原一郎(ハギワライチロウ)明治大学研究・知財戦略機構特任教授/先端数理科学インスティテュート所長工学博士1972年3月京都大学大学院工学研究科数理工学専攻修了.同年4月~1996年3月日産自動車(株).1996年4月~1999年3月東京工業大学工学部機械科学科教授.1999年4月~2012年3月,同大学大学院理工学研究科機械物理工学専攻教授.2012年4月~現在,明治大学研究・知財戦略機構特任教授.先端数理科学インスティテュート所長.東京大学工学博士(機械工学).日本学術会議会員.東京工業大学名誉教授。
奈良知恵(ナラチエ)明治大学研究・知財戦略機構客員教授、学術博士(数学)1981年武蔵工業大学助手を経て講師、1985年ミシガン大学客員研究員、1989年実践女子大学・日本大学非常勤講師(兼任)、1992年テネシー大学AdjunctAssistantProfessor、1993年ブラントカウンティー補習校高等部講師、東海大学理学部教授を経て現職。
石田祥子(イシダサチコ)明治大学理工学部専任講師2004年京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了。民間企業にて勤務の後、東京工業大学研究員、明治大学先端数理科学インスティテュート研究員、同大理工学部助教を経て、2016年4月より現職。折紙の数理に基づいた構造設計と展開収縮構造の工学応用を研究。博士(工学)。
住所
東京都中野区中野4-21-1
アクセス
JR中央線・東京メトロ東西線「中野」駅北口より徒歩8分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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